木造軸組みの可能性

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道場の2日目は、伊那市にある北澤建築さんの新社屋にて行なわれました。

社屋と同時に新築された倉庫兼木材加工場↓
この大空間を木造の軸組みで、しかも特殊な技術を用いず、寸法的にも市場に流通しているサイズの梁と柱で
作り上げているのです。す、凄すぎる…
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架構が複雑なため、圧倒されてしまいますが、細部をよくよく観察すると、普段見慣れた大工さんの
仕口が使われています。とはいえ、これほどまでに大きな空間を作れるなんて…。
木造軸組み工法が秘めている可能性の一端を示してもらった気分でした。
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ちなみに、この建物の構造模型↓
なんというか、ある種の執念が感じられますDSC_3496.JPG
2日目は即日設計の課題があるため、本社社屋の見学はほんの束の間。
こちらはM’s設計の三澤文子さんの設計。三澤さん自身が「自分の代表作になる」とのたまう程の建築ですが、
ゆっくり見られなかったのが残念…。
またいずれ機会を作って、ゆっくりと見学させていただきたいと思います。

講評会はいつも通りのピリッとしたムードで行なわれました↓
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いつにも増して、内容の濃い2日間となりました。
秋山先生、鈴木さん、北澤さん、その他参加された皆さま、ありがとうございました〜。

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木曽アルテック社

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やっとブログ更新。
先日参加しました、秋山設計道場の話題に戻ります。

木曾御岳奥村設計室の後に訪れたのは木曾アルテック社さんの本社社屋。
この建物は秋山先生の設計なのです。
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木曽アルテック社さんは、家づくりも手掛けておられますが、どちらかといえば自然素材と木曽の伝統技術を生かした
様々な物品を販売がメインであり、その一環として住宅部門がある、という感じの位置づけのようです。

店内に並べられた品物の数々↓
それにしても下の写真、机がもの凄いですね〜
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鍛鉄の品々は手に馴染む沢山のかたちがあります↓
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こちらは家具がズラリ↓

いくつかの商品がグッドデザイン賞を受賞するほどデザインセンスに溢れた家具たちです。
落ち着いた室内の雰囲気によく似合っていて、さながら気の利いたカフェのようです。
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秋山先生と社長の斉藤さん↓

斉藤さんは元々、OMソーラーの考案者である奥村昭雄先生と親交があり、本社社屋を新築される際、
その伝で秋山先生を含む3人の建築家によるコンペ形式でプランを作ってもらったそうです。
う、羨ましい…。
DSC_3360.JPG
本社社屋の見学後、建築中のギャラリーも見せていただきました。
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家具を手掛けている工務店には独特の細やかさが見られますが、こちらのギャラリーもご他聞に漏れず、
とても繊細に細部が納められていました。
道場の面々もかなり真剣にディテールを研究中↓
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何気無い階段ですが、片側が壁に埋め込みで見切り無し。
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大きな開口部の障子に目が行ってしまいますが、左側の板壁に注目↓
天井との取り合いは底目になっていて廻り縁を省略。
床は突き付けで同じく巾木を省略。

見切りを省略すると、材を加工する時の寸法精度がシビアになるため、施工スピードが落ちます。
手間がかかるので一般的に大工さんからは嫌がられますが、その分仕上がったときの見た目は
とてもすっきりとシンプルに納まります。

たかが見切り一本なんですが、裏側には色々な努力が隠れているのです。
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続きは明日!

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続・木曽三岳奥村設計所

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家具の工房を見学させて頂いた後、事務所(別荘?)の方も見学することができました。
入り口に「奥村昭雄」の表札が↓
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屋根は板葺きで、所々に石が載せてあり、風で飛ばないように桟木を押さえつけてあります。
相当古く、小さな建物ですが、どことなく愛嬌があって魅力が感じられる外観。
2階建てですが、階高が低く抑えられていて、プロポーションも美しいですね〜
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簡素な内観↓
何気なく納められていますが、窓枠周りやカウンターの作り方など、それぞれの部分がとても丁寧に考えられ、
シンプルに見えるよう作られています。

ちなみにこの窓、はめ殺しに見えますが、ちゃんと開閉します!!
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ガラスだけが開閉する木窓↓
窓上のロールスクリーンは木の棒に布が巻きつけてあるだけなので、一度下ろすと手で巻かないといけません。
不便と言えば不便ですが、余計な物が付いていないので、見た感じとてもシンプル。
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周囲をコンクリートで囲われたストーブ↓
ストーブの熱でコンクリートを蓄熱させ、輻射熱によって暖を取るという発想。
これはOMソーラーの考え方につながっている部分で、この建築の見逃せない部分です。
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新緑はまだですが、春はもうすぐ。
また違う季節に訪れてみたいと強く思いました。
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次回は木曽アルテック社さんの訪問記です。お楽しみに〜

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木曽三岳奥村設計所

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今週は長野にて開催された、秋山設計道場に参加しました。
今回も内容も盛りだくさん!ということで早速ご報告させて頂きます

初日は名古屋に7:50集合。
前日ドキドキして眠れなかった私(小学生か!)ですが、テンションは上がりっぱなし。
5時半に起床して京都駅へ。名古屋駅からはバスで木曽へと向かいます。

第一の目的地がココ↓
OMソーラーの考案者である奥村昭雄先生の事務所&工房である「木曽三岳奥村設計所」にやってきました。
まだ気温が低いので桜は5分咲き程度。コブシの花は咲き終わりといった感じです。
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奥村先生の設計所では家具の製作・販売をされており(というか、最近はそっちの方がメインなんだそうです)
工房の中では職人さん達が黙々と作業されていました。
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椅子の座面をサンドペーパーで削る職人さん↓
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工房の流しには沢山並べられた砥石が↓
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梁の上に積まれた材木。
家具に使われる材料は堅いものばかりなので、我々が普段使うような杉・桧はほとんどありません。
栗などが多いそうですが、どれが栗なのかはわからないです

木の家を建てていると、杉・桧・松などの針葉樹は見分けがつくようになるのですが、広葉樹はサッパリ
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いくつも作られた椅子の背もたれ部分↓
曲線が美しいです…。
でも、このような「かたち」を作るためには木材をかなり削らねばならず、少しもったなくも感じるそうです。
曲げ木の技術が生み出されたのも、そのような「もったいない」という気持ちが根底にあるとか。
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工房の奥にはOMソーラーを利用した材木倉庫が↓
屋根の上の三角形のところにガラスが載せられているようです。
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時間をかけてゆっくりと乾燥されています↓
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このような厚みのある材も、有効に利用されるのは半分くらいなんだそうです↓
ん〜、確かにもったいないかも。
でも、それによって美しく、体に馴染む家具が作られることを考えると、一概に無駄ではないんですよね…。

日本酒の大吟醸を造るために精米する話を思い浮かべてしまいました
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倉庫の2階部分は展示室になっており、工房でつくられた家具を見ることができます。
手前の座面が茶色の椅子は、私の欲しい物リスト上位にずっとランクインしている「Vパッチチェア」。
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今回、久しぶりに道場へ参加していたツキデ工務店の築出亮くん曰く「良い椅子は裏側を見るとわかるで!」とのこと。
良い椅子は釘を使わずに仕上げるため精巧な工夫が施されており、その技術は表面ではなく、
裏側を見ることでわかるそうです。

というわけで裏側を見せて頂くと…ほんまや!
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こちらはNテーブル。N設計室の永田昌民先生がよく使われるのでこの名が付けられたそうです。
「テーブルの高さは680ミリで通常は天板の角がもう少し立っていて…」と亮くん。
亮くん、結構家具マニア?

机といえば700ミリという高さが一般的ですが、それよりほんの少し下げられているには理由があるそうです。
そのあたりのことは奥村先生の著書に詳しいとのことでしたので、帰ってきて早速Amazon先生に配達依頼(笑)。
本を読んだらまた詳しく書きますね〜

倉庫の一角に大量の「ミルキースツール」を発見!
3本足の小さなスツールで、お子さん用の椅子に使われたり、ディスプレイ用に使われたりするものですが、
大人が座ってもしっかりお尻を支えてくれます。

こちらも私の欲しい物ランキング上位(笑)。
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まだまだ沢山写真を撮ってきましたが、ひとまず今日はこのへんで。

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本物の技術 山本博工務店さん

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昨月、怒涛のお引渡しラッシュを過ぎて、住暮楽の仕事は現在スローダウン。
1月からほとんど休みなく働いていたスタッフ達はやっと一息というところですが、地震のこともあり、
先行きは不透明。

その影響を最も受けているのがクラさんで「地震不況が来る〜〜!!」と嘆いています

意外なことにクラさんは若干ネガティブ思考。
そのカンフル剤としての役割を担っていたのがモモちゃんで、クラさんがネガティブな発言をすると、
モモちゃんが「大丈夫ですって!」と根拠は無くとも力強く励ます、という繰り返しで
これまでは均衡が保たれておりました。

しかし、モモちゃんが寿退社した現在、クラさんがネガティブに走り出すと、止める者がいません。
そこで、活気のある工務店さんから元気をもらおう!!ということで、大阪の山本博工務店さんを訪れることになりました
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山本さんはOMソーラーの会員工務店。住暮楽より十年も先に加盟しておられる大先輩ですが、
社長さんも奥さまも非常に気さくな方で、加盟当初から親しくして下さっています。

昨年、事務所の改装をされ、ホームページもリニューアル。
毎日更新されているブログも非常にクオリティが高く(クラさんはブログの大ファン)、
現在は大学と連携して進めておられる長屋のプロジェクトや学校関係の施設建築を手掛けておられる、
“熱い”工務店の1つなのです。

ショールームを兼ねたセミナールーム↓
床は、杉や桧、松などの無垢板が順番に貼り並べてあります。
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居心地の良い空間で、近況から放射能汚染の話まで色々な話が弾みます↓

家具屋さんも経営されている山本さん。
セミナールームに沢山並んでいたアリンコ・チェアもお店の商品かと思いましたが、こちらは
コスモホームさんで購入されたそうです(笑)。
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見事な軸組み模型。縮尺は1/20くらいでしょうか。↓

大工工務店としてのスピリットを受け継ぐ山本工務店さんでは、木組みの技術がとても大事にされており、
現在でもプレカットに極力頼らず、大工さんの手で構造材の仕口加工が行なわれています。
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山本さんで十年以上取り組まれている「自作堂」の構造材↓

自作堂は一般ユーザー参加型の大工教室ですが、ノコギリやノミなどの基本的な道具だけで
構造材の仕口加工を行なうという本格派。
月に1回、全8回の内容で、小屋を作ります。

小屋は小さくとも、木組みに使われる技術は本物。
自作堂の取り組みで、参加された方との間に強い絆が生まれ、信頼関係が築かれるそうですが、
きっと、本物に触れるということが大切なのでしょうね
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そんなわけで、大変刺激を受けて帰ってきたのでした。

急なお願いに快く応じてくださった山本社長、奥さま、水口さん、本当にありがとうございました!
さぁ、ひとまずブログの更新、頑張るぞ〜

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お知らせ

今回の記事の山本工務店さんと、上方町家のニューフェイス・戎(えびす)工務店さんのブログにリンク
させて頂きました!

山本工務店さんのブログは⇒コチラ

戎工務店さんのブログは⇒コチラ

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