杉の木で家をつくる 後篇

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大変長らくお待たせしましたホントスミマセン…。
ようやく後編です。

これまでのベイマツを構造材に使用した家から、杉を使った家へのシフトチェンジには、
どんな理由があるのでしょうか?
P1050017.jpg
まず、大きな流れとしては、住宅業界を取り巻く社会状況の変化があります。
これまで国産材を使用する家づくりは、ごく一部の工務店やビルダーが単独で、あるいは数社単位で
取り組む草の根的な運動でした。

しかし、数年前から、長期優良住宅の先導事業などを通じて、国産材を使用した家づくりを
国が大々的に支援する動きがあり、それを火種として国産材への回帰が広がりつつありました。
(住暮楽自体もその一環で構造材にヒノキを用いたいくつかの家を建てさせて頂きました)

その動きをさらに加速させたのは昨年の大地震で、地震後の建材市場の混乱に対する反省と、
原発事故などの影響による消費者の省エネルギー志向の高まりにより、安定供給が可能で、
船などによる輸送(エネルギー)を必要としない国産材の価値が改めて見直されたのです。

今年は先導モデルではない、一般的な長期優良住宅の補助事業に、国産材の積極利用が条件と
して盛り込まれ、その動きはますます加速する流れにあります。
P1050018.jpg
住暮楽内部の状況として、全棟構造計算が定着し、今年度から全棟制振ダンパーを採
用することも決定しました。そのため、構造的な強度と見た目の美しさの共存を、これまで
より積極的に求めていける態勢が整いつつあります。

また、最終形がどうなるかはまだ今の時点で未知数ですが、杉の家と言っても当面は、
ハイブリッドを目指す予定です。すなわち、外周部は相変わらずベイマツ。内部の大梁は
ヒノキ、そして荷重のかからない部分に杉という使い分けをしていこうかなと。
つまりは、「適材適所」というわけですね

構造的に強く、価格は手ごろで、でもすこぶる美しく。
より満足度の高い家づくりを目指して、試行錯誤の日々は続いていくのです…。

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杉の木で家をつくる 前篇

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「住暮楽も杉の家をやる!!」
クラさんの決断は、いつも突然です

これまで構造材に杉を使用することにあまり積極的ではなかった住暮楽ですが、
この鶴の一声で杉の木を使った家づくりに取り組むことになりました

そこで今週、鳥取県は智頭町(ちずちょう)の森林組合へ、お邪魔させて頂きました↓
P1050007.jpg
「杉を構造材に使う」と決断し、さて悩むのが「どこの杉を使うか?」という点。
杉の山は日本全国津々浦々にありまして、供給者はそれこそ星の数。

もちろん京都にもありますが、京都の杉は生育段階での管理が行き届いていない場合が多いのです。
「牡丹(ぼたん)」と呼びますが、冬場に雪の重みで枝が折れ、折れたところから雑菌や虫が
入り込んで節の周囲を腐らせてしまいます。
牡丹とは、そうして出来た死に節のことなのです。

死に節は、構造材の強度を著しく損ねます。
板材であれば、そのような部分を切り除いて使うことも可能ですが、ある程度の長さと幅が必要な
構造材で、牡丹を避けて木取りをするのはかなり大変。
年に1棟や2棟ならともかく、5棟、10棟となると揃えるのが難しくなっていきます。

という訳で、杉の家を建てるためには、まず安定的に材料を供給してくれる業者さんを
探すことになるのです。
P1050019.jpg
全国的には和歌山の山長さんのように植林・育林から製材、プレカットまでの事業を
垂直方向に統合し、1本1本の材について含水率とヤング係数(平たく言えば材料の曲がりにくさです)
を管理して、高い品質で木材を供給している業者さんもおられますが、その分価格は割高になります。

奈良の吉野など、全国的に名の通ったものも、一種のブランドになっていて、価格設定は高め。
でも、高くなるなら桧で建てればいいかな…ということもあるので、それらの業者さん達は
一先ず考慮から除外。
(個人的に山長さんの取り組みには尊敬の念を抱いているので、一度は使わせて頂きたいの
ですが…それはさて置き。)

さらに、今回はクラさんが突然決めてしまったので、検討する時間もありません
そこで、以前から上方町家でお世話になっている建販の山内社長にご紹介いただいて、
智頭町の杉を使わせて頂くことになったのです。

当然の申し出なのに、快く引き受けて下さった山内社長↓ ありがとうございます

杉は、日本国内で一般的に流通している材木としては最も弱い樹種です。
住暮楽が、これまで杉を構造材として使用することに消極的だった理由はその1点ですが、
クラさんが杉の木で家をつくる方向に舵を切ったのは何故なのでしょうか?

その辺りは後編で詳しく触れたいと思います

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選ぶ楽しみ

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タイル屋さんに依頼していたサンプルが届きました。

山科区・Uさんの家の玄関に使用する予定のもので、「黒系で…」というお客さまのご指定に沿って、
10種類をピックアップ。
この内2つはタイルでは無く天然石(石英を含む石板と御影石)ですが、いずれも甲乙付けがたい魅力があります。
DSC_9535.jpg
タイルや和紙や左官材など、住暮楽の基本方針としては、選べるものは選んでもらう
というスタイルにしています。
建築の楽しみとして一番大きな物の1つが「選ぶ楽しみ」である、と考えているからです。

ただ、プロとして何の意見も持たず、漫然と選んでもらうようではこれも失格。
選ぶ楽しみは時として選ぶ苦しみにもなり得ますので、原則的に住暮楽的オススメを
1つ選ぶように心がけています。

和紙などは種類が膨大なので、私個人の意見としてオススメ品を選ぶことが多いのですが、
タイルはある程度絞られるので、その場にいるスタッフを招集してどれが良いか
選んでもらいます↓
DSC_9544.jpg
色々と意見は出ますが、大体の場合、最後には自然と一致するもので、今回は下の写真の
黒御影石に決定〜

ちなみに、お客さまに提案させて頂いた結果、実際にこの黒御影石を使わせて頂くことになりました
とても嬉しいことですが、お客さまが楽しく選んで下さった、というプロセスがあれば、
結果はどうあっても別によいのです。
DSC_9548.jpg
現場の方は、5月の完成へ向けて仕上げの段階に入りました。
この御影石が敷き並べられる様子が、今から楽しみです

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雑誌取材

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先日、完成したばかりの左京区・Iさんの家で雑誌の取材をさせて頂きました。
雑誌は、いつも掲載してもらっているSUUMOの「京都・滋賀の注文住宅」です。

記事を書いてくださっているライターはKさんという女性です。
いつも楽しく、住暮楽の家づくりに理解ある文章を書いてくださるので、“ご指名”でお願いしてます。
もう10軒くらいは記事にして頂いたかな…。

今回も大変盛り上がりました↓
DSC_6632.jpg
Iさんがご近所のお友達にもらったという「新築祝い」のアルバム↓
なんと、そのご近所さん、Iさんの家の解体から完成まで、工事中の家の様子をずっと
撮影しておられ、それにコメントを書き加えながら一冊のフォトブックとして
まとめて下さったそうなのです! スゲー

この新築祝いはプライスレスですよね〜〜。
DSC_6640.jpg
ところで、Iさんの家は「ゼロエネルギーの家」と称される程、環境に配慮した家であり、
OMソーラー+エコスカイルーフ(OMと併設可能な太陽光発電パネル)を初めて設置させて
頂いた家でもあります。

そのIさんの家、気になる10月の電気料金はナント4550円!
また、売電分が3570円あるので、実質的な電気料金はまさかの1000円切り!!
これ、通年で見たらほぼプラスマイナスゼロなんじゃないかと。

OMがよく効いてあたたかい上にこのランニングコスト…惨敗でした…
(上記のアルバムよりも電気料金票に見入ってしまったワタクシ…(笑))

Iさんから消費電力カウンターをお借りして、雪辱を期すのでした…↓
DSC_6683.jpg
いや〜〜、しかし、OMと太陽光発電の組み合わせって、考えていた以上に付加価値高いですネ

これまでは、OMがあれば太陽光発電は余分かな…と考えていましたが、180度考えを改めます。
両方付けた時の満足感はちょっと他では得られない感覚です。

日本国中こんな家ばかりが建てられれば、原発なんか今すぐ止められるんでしょうね…。

ノーモア原発!! モアモアOM!!

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クラさんのマロングラッセ

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ある日の夕食後、クラさんがザルにいっぱいの何かを取出して、皮をむき始めました。
食後のフルーツに、ライチか、小さめのマンゴスチンか、珍しいモン買ってきたな〜、と思いましたが、
どうやら違うようで…。
DSC_6583.jpg
その正体は、栗でした↓
見たこともないような巨大な栗は、先日姫路へ友人を訪ねた時に買ったそうです。
(熊本産だそうですが… ナンデヤネン)

実はクラさん、以前からサイドビジネスとして、マロングラッセを売り出そうと企画していまして、
今般、ついに実行に移すための準備を始めたそうです。
なんでマロングラッセなん?と聞くと、

「これが住暮楽を超人気工務店にするための最後のピースなんや」

とのこと。



・・・・・・・・・・・全然わかりません
DSC_6610.jpg
それにしても立派な栗で、500円玉と比較してもこのサイズ↓
ていうか、中身が大きくなりすぎて皮が割れてますし…。

栗って、なんかもっとこう違う形ですよね??こんなまん丸じゃないですよね??
DSC_6603.jpg
体は大きいものの、手先は器用なクラさん↓
すいすいと包丁を使って皮をむいていきます。

第一段階としては、事務所へ来られたお客様にお出ししてご意見を頂戴し、品質を向上させつつ
口コミで美味しさを伝えていくそうです。
DSC_6606.jpg
生栗の皮むきって結構大変で、外の固い皮(鬼皮)をむいた後、中の薄い皮(渋皮)を
むく必要があります。

「鬼皮だけでも大変やのに、渋皮むくの大変やわ〜〜」と言いながら何だか楽しそうなクラさん。
鮮やかな手つきで、ものの数十分もすると鬼皮のむかれた栗がゴロゴロ↓
DSC_6615.jpg
来週はたくさんのお客さまがご来社される予定なので、それに合わせて作るのかと思いきや、
「最初やから、お出しできるかどうかはわからん。たぶん無理。」とのこと。
自由だなぁ…

というわけで、皆様にご賞味いただけるのは当分先になるようですが、
住暮楽印のマロングラッセ、どうぞお楽しみに

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